動きを把握する

日、曜日、月別の動きを把握する

外国為替相場は、実需筋と呼ばれる市場参加者や機関投資家などの同じ行動パターンによって、取引に参加していることがわかっています。

時間帯によっては説明しましたが、曜日や日、月によっても為替レートに影響を与えています。

曜日については、月曜日と金曜日にドルが買われる傾向が強くなります。そして、日にちでは「ゴトビ」といわれる5日、10日、15日、20日、25日、30日という日に、ドル買いの動きが強くなります。

同じゴトビでも5日、10日、15日が、ドル買いの動きとしては強くなっています。20日以降は、輸出業者の支払いのためにドルを売る動きも生じるため、一方的なドル買いの動きにはなりにくいからです。

月別の傾向としては、2月、5月、8月、11月は、ドル売りの動きが強くなります。米国国債など、債券の利払い月であるためです。

また、年度末の動きも注意が必要です。日本の場合は、9月末が中間決算、3月末が本決算という企業が多いため、この時期に海外資産を売却するなどの動きが出てくる可能性があります。そのため、この時期はドル売りの傾向になります。

日本の決算は9月、3月ですが、海外企業の決算は12月であるため、12月は「リパトリエーション」の動きが出てきます。決算前に利益を本国に送金するのです。そのため、ドル買いの動きが強まります。